STAFF
INTERVIEW

「地球に申し訳ない」
だからリサイクル業に関わり続けたい

倉庫作業:高野 豪紀
入社4年。川越リサイクルセンターで倉庫出荷業務を担当。

仕事風景
現在のお仕事の内容は?
川越リサイクルセンターで、廃棄される家電(エアコン・テレビなど4品目)を受け取ってリサイクルプラントに出荷する業務に従事しています。朝は8時に出社し、18時くらいまで就業。夏場や年末は家電の買い替え時期のため忙しくなりますね。
入社の動機は?
前の会社でも同じような内容の仕事をしていましたが、新たな環境で働きたくなり転職を決めました。前の会社から考えると7−8年の間リサイクルに関わっており、その中で、今の社会では年を追うごとにどんどんリサイクルの重要度が上がっていることを感じます。そのため、この業務には引き続き携わっていきたいとも考えていました。自身が生きていく中でこの仕事は花形なんじゃないかと思っています。
仕事風景
やりがいを感じることは?
普通の生活者視点ならば、ゴミとの関わりはゴミとして出した時点で終わりですよね。ところがこの仕事では、捨てられたものを受け取って、部品を分解したり分けたりすることで価値あるものを見つける・生み出すことができます。重いものをコンテナに詰める際は手積みなので体力的には大変ですが、地球環境のためにポジティブなことができていると捉えると、大変だけど悪い仕事じゃないなあと。
仕事風景
リサイクルに携わる中で大切にしていること。
生物学者に興味があったくらい、実は生き物のことが好きなんです。自分が小さな時に見ていた動物・虫・植物たちが、次の世代に変わらず繋がっていってほしい。生き物が暮らせる自然を残していきたい。

セミを捕まえに行っていた小学生の頃を思い起こすと、今の夏のような猛暑ではなかったような…ゲリラ豪雨もなかったと思いますし。30〜40年前とは環境が随分と変わってきたことを痛感しています。こうした考え方が私の真ん中にあるんです。

温暖化だけでなく、海洋ゴミ・マイクロプラスチックのことなど気になることは色々あります。こんなにゴミを出すのは人間だけでしょうしね…。地球に申し訳ないと思うことが多いので、少しでもゴミを減らしたり、資源を有効活用することにこれからも貢献し続けていきたいです。
就職希望者へメッセージ

毎日搬入されてくる家電などを見ていて、日本って本当に豊かな国だなと感じます。「省エネ性能が高まった新しい家電に買い替えた方がエコだ」という売り文句・考え方がある中で、毎日たくさんの使われなくなる家電が生まれているのも事実です。その分、私たちの仕事の必要性・重要性もどんどん高まっていると思います。地球環境のために何かアクションをしたいと考えている方々には、リサイクルの過程に仕事として直接関わることもぜひオススメしたいです。